東京都心から南方287kmに位置する八丈島。わたしたちは、島の自然の恵みとミツバチの力を借りて養蜂業を営んでいます。花の香り豊かな美味しいハチミツを採る秘訣は、群ごとに個性豊かな蜂たちの声を聴き、良き協力関係を築くこと。四季折々で味わい、色、香りの異なるハチミツを、是非ご賞味ください。(オンラインショップはこちら ※ハチミツは2023年春から販売を予定しています。

集団を基本とした、高度な自立的生命活動を営むミツバチ。当園はオリジナルグッズ開発やイベント・ワークショップ開催をとおして、その魅力に迫ります。奥深きミツバチの知性と神秘を楽しく、そして深く知るきっかけになれば幸いです。

ミツバチは、生態系の中で植物に実りをもたらす重要な役割を担っています。また、周辺環境や生き物同士のつながりをわたしたちに教えてくれる存在でもあります。そんなミツバチが蜜源とする植物を増やすことも養蜂家の大切な仕事です。わたしたちは、木を植え、花の種をまき、一貫して無農薬・無化学肥料で育てています。

昨今、発がん性をはじめとした健康への影響が認められるグリホサート(除草剤)が学校給食用のパンや国産大豆、そしてハチミツからも検出されるなど、食品安全性に対する疑念が強まっています。当園では、採蜜期にサンプリング検査を実施し、定められた農薬残留基準値を下回っていることを確認します。

八丈島内で、家や畑に巣を作ってしまった野生ミツバチを捕獲・保護します。ミツバチによる刺傷事例のほとんどは飼育者に対するものであり、至近距離で刺激を与えない限りミツバチが人を刺すことは稀です。しかしながら、放っておくと群の巨大化や分蜂(1群が2群になる)に至ることもあり、こうなると生活に支障をきたします。ミツバチの巣かな?と思ったら、ご一報いただけたら幸いです。家主・近隣住民とミツバチ、双方の安全と安心を心がけて対処します。ミツバチの巣相談フォームはこちら